【革製品】国産おすすめの革靴ブランド3選!

雑記

こんにちは。

突然ですが、みなさんはどのような種類の革製品をお持ちでしょうか。
財布・カバン・ベルトなど様々な製品がありますが、今回はその中でも「革靴」にスポットを当てたいと思います。

恐らく男性ならば1足は持っている方がほとんどなのではないでしょうか。
仕事で着用する方ならば複数持っている方も多いと思います。

私も今でこそ在宅勤務やオフィスカジュアルで革靴を履く機会は少なくなりましたが、以前は外出の多い業務をしており毎日着用していたため、5足の革靴を履き回していました。

今回はそんな私が選ぶ「国産」のおすすめ革靴ブランドを3つご紹介させていただきます!

以前以下の記事で国産の財布を紹介しており今回はその革靴バージョンとなりますが、大きく異なるのは国産を選ぶ理由です。

財布ではコンセプトや品質、コストパフォーマンスという観点で国産をおすすめしましたが、今回はそれとは異なった点から国産をおすすめしています(もちろん品質等もいいですよ!)。

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なぜ国産がおすすめなのか?

なぜ国産をおすすめするかと言いますと、ずばり日本人の足に合った形をしているからです!

考えてみれば当然ですが、海外メーカーの靴は主に外国人の足に合うように作られています。
日本人の足は外国人と比べて幅広、甲高などの特徴があり、海外産の靴がぴったり合うという方はなかなか少ないのではないでしょうか。

海外産には高級・有名なブランドがたくさんありどうしてもそれらに魅力を感じてしまいますが、個人的に靴選びはやっぱり足に合うかどうかを最優先すべきと考えています。

財布等は海外産のものを使ってもお札の規格がちょっと違うくらいしか困りませんが、足に合わない革靴は健康に影響を及ぼしかねません。

靴擦れ程度ならまだいいですが、無理して履き続けて姿勢や歩き方に悪影響を及ぼしてしまうと大きな問題となる可能性があります。

そのため革靴選びは足に合うかどうかが最優先であり、日本人に合わせて作られた国産革靴が最適だと思っています!

前置きが長くなりましたが、次からいよいよ実際私が購入・着用したものの中からおすすめの革靴ブランド3選をご紹介します!

国産のおすすめ革靴3選!

早速ですが、おすすめの革靴ブランド3選が以下となります!
私が実際に購入・着用したものの中から選ばせていただいています。

  • SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)
  • REGAL(リーガル)
  • MADRAS(マドラス)

次項からおすすめポイントを詳しく説明させていただきます!

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SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)

スコッチグレインはヒロカワ製靴が手掛けるブランドです。

出典:SCOTH GRAIN OFFICIAL ONLINE SHOP

スコッチグレインの特徴としては、以下の3点が挙げられます。

  • シンプルイズベスト
  • 高品質、高コストパフォーマンス
  • グッドイヤーウェルテッド製法

シンプルイズベスト!

上の画像は一般的なストレートチップですが、いかにもシンプルイズベストであらゆるシーンに対応できることが伺えると思います。

私もスコッチグレインのストレートチップを持っているのですが、ビジネス・フォーマル・冠婚葬祭と様々な場面で着用しています。

もちろんデザインによって差はありますが基本的にシンプルで普遍的なデザインなので、流行り廃りや個人の趣味に関わることなく長く愛用していけるブランドです!

高品質、高コストパフォーマンス

品質に関してはどうしても主観が入ってしまい申し訳ございませんが、スコッチグレインのシューズは価格に対して得られる品質(コストパフォーマンス)が非常に高いと思います!

もちろん何十万円もする海外の超高級シューズには及ばないかもしれませんが、同価格帯においては確実にスコッチグレインに軍配が上がると思います。

お値段は3~5万円ほどと後ほど紹介する2ブランドよりも少し値が張りますが、その分品質は3ブランドの中でNo.1と個人的に感じます!

実際私は大学を卒業してから現在までの10年間弱ほど愛用していますが、全然へたれることなくまだまだ現役で活躍してもらうつもりです!
もちろん正しい使い方をして、定期的なメンテナンスは必要ですよ!

グッドイヤーウェルテッド製法

そんな頑丈なスコッチグレインですが、やっぱりいつかは寿命が来る時が来てしまいます。
特に革靴は直に地面と接するヒールソールからダメになってしまうことがほとんどです。

しかしスコッチグレインは「グッドイヤーウェルテッド製法」で仕上げられているため、靴底の修理・取り換えが可能です!

一般的に量販店に並んでいる革靴は「セメンテッド製法」という方法で作られているものがほとんどです。

セメンテッド製法は靴の上側(アッパー)と靴底(ソール)を接着剤等で圧着する製法になります。
コストが抑えられるので製品価格を低くできるのがメリットですが、接着剤による組み立てなので耐久性にはあまり期待できず、一度ソールが剝がれると修理不可能というデメリットがあります。

革靴は寿命がきたら買い替える派の方には向いていますが、いいものを買ってメンテナンスをして使い続ける派の方には不向きです。

そしてそんな方におすすめなのがグッドイヤーウェルテッド製法なのです!
グッドイヤーウェルテッド製法はアッパーとソールを縫い付けてしっかり接合するため耐久性が高く、またソールがだめになってもまるごと交換することが可能です!

スコッチグレインはグッドイヤーウェルテッド製法で作られているのに加え、専門の修理・メンテナンス工場の「匠ジャパン」を備えているため長く愛用するのにぴったりです。

以上の点からスコッチグレインは人生の相棒として非常におすすめです!

REGAL(リーガル)

次にご紹介しますのREGAL(リーガル)です!

出典:REGAL ONLINE SHOP

リーガルはリーガルコーポレーションが手掛けるブランドで、ブーツやスニーカーなども作成しており名前を聞いたことがある方も多いと思います。

そんなリーガルのおすすめポイントは以下3点です!

  • 革靴の入門にぴったり!
  • 兄弟・姉妹ブランドが豊富
  • 公式アウトレットでお買い得に入手可能

革靴の入門にぴったり!

個人的にリーガルは本格的な革靴選びの入り口としてぴったりだと考えています。

知名度が高く品質もよい、さらに全国的に取り扱いが多く入手しやすい点など総合的に考えて、リーガルよりバランスの取れた革靴ブランドはそうそうないと思います。

革靴に興味を持った方は誰しも1度は通る道ではないでしょうか。
当然私も例に漏れず、今でも現役で愛用しています!

お値段も2~3万円ほどの製品が多く手が届きやすいので、新社会人の方にも非常におすすめです!

兄弟・姉妹ブランドが豊富

リーガルコーポレーションは「リーガル」をメインとして、様々な兄弟・姉妹ブランドを揃えています。
有名どころとしてはスエードシューズの「Clarks」などがあり、グループ内でノウハウを共有することでクオリティアップに繋げているようです。

その中でも主軸はやはり革靴のリーガルであるため、兄弟・姉妹ブランドの中でも革靴関連のブランドは特におすすめできます。

例えば「KENFORD(ケンフォード)」というブランドはリーガルの弟分なのですが、リーガルの技術をもって作成されているにも関わらず弟分のため価格が抑えられています。

1万円台で購入できるものがほとんどで、正直コストパフォーマンスならばリーガルを上回っています!

出典:KENFORD公式HP

また「REGAL Shoe & Co.」「SHETLANDFOX」といった上級ラインのブランドもラインナップされているので、リーガルよりもさらにいいものを求めたい!という方のニーズもしっかりフォローしています。

公式アウトレットでお買い得に入手可能

リーガルには「REGAL FACTORY STORE」という公式アウトレットショップがあります。

出典:REGAL FACTORY STORE公式HP

REGAL FACTORY STOREでは傷のある製品や旧版となった製品を割安で販売しています。
作りそのものは通常の販売店とまったく同じなので、気にされない方はかなりお得に購入することができます!

また「REGAL worth collection」というモデルも販売されているのですがこちらはアウトレット専用に準備された製品であり、通常品との違いは生産地(メイドインチャイナ)となるようです。

こちらはお得なアウトレット品というよりかはただの廉価版という感じなので、個人的にはこちらを購入するよりはKENFORDの方がおすすめかなと思います。

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MADRAS(マドラス)

最後に紹介するのは「MADRAS(マドラス)」です!

出典:MADRAS公式サイト

マドラスはもともとは名古屋の「亜細亜製靴株式会社」という会社が前身なのですが、イタリアのシューズメーカー「マドラス社」と提携したことでマドラス社となりました。

日本の足に合った靴作りをする国内メーカーと革の本場イタリアのデザインや技術が融合したブランドなのです!
超厳密に言えば100%国内のメーカーではないかもしれませんが、そこはご容赦いただけますと幸いです…。

そんなマドラスの特徴は以下となります!

  • 日本とイタリアのいいところ取り!
  • マッケイ製法
  • 機能性重視のMADRAS WALK

日本とイタリアのいいところ取り!

上記の通りマドラスは日本とイタリアのいいところ取りができるブランドです。

具体的には日本人の足に合った木型で設計し、イタリアのデザインを取り入れています。
今でこそ革靴のデザインやノウハウは国を超えて普及しておりその特徴は薄れてきているかもしれませんが、ネットなどない昭和中期の日本にイタリアの技術やデザインを取り入れた衝撃は大きいものだったのではないでしょうか。

マドラスはそんな当時のコンセプト現代にも引き継いだ靴作りをしています。
個人的にはメダリオンというパンチングデザインの入った「ウイングチップシューズ」がマドラスらしさを感じて個人的におすすめです!

マッケイ製法

マドラスを語る上で欠かせない要素が「マッケイ製法」が用いられている点です。

マッケイ製法はグッドイヤーウェルテッド製法と同様糸でアッパーとソールを縫い合わせる製法ですが、縫う位置が異なります。
簡単に言うとグッドイヤーウェルテッド製法は縫い目が靴の外側に出るのに対し、マッケイ製法は縫い目が靴の中に納まります。

マッケイ製法では見た目がシンプル(シュッとする)になり、かつ構造もシンプルになるため革の柔軟性が発揮されやすく履き心地もよくなると言われている点がメリットです。

逆にデメリットとしては、耐久性はグッドイヤーウェルテッド製法には劣ります(セメンテッド製法よりは長持ちします)。
グッドイヤーウェルテッド製法と同様ソールの交換が可能なのですが、縫い目が靴の内部にあるため縫い穴がダメージを受けやすく、ソールの交換可能回数は1~2回と言われています。

長く使うという観点ではグッドイヤーウェルテッド製法に及ばないですが、その柔らかさを活かして「革靴は固くて履きにくいから苦手」という方にぜひおすすめものになっています!

機能性重視のMADRAS WALK

マドラスには機能性を重視した「MADRAS WALK」というラインがあります。

アッパーには耐水性・通気性に優れた「ゴアテックス」を採用、インソールには厚手のクッション性のある素材を使用、ソールは軽くて滑りにくいゴム素材を用いているなど、とにかく機能性を重視して製作されています。

見た目は完全に普通の革靴と変わりないのですが、実際に履いてみるとその履き心地の違いに驚くと思います(実体験)。

マッケイ製法は水の侵入に弱いため、防水性を重視するMADRAS WALKでは用いられないことが多い点にはご注意ください。

革靴は重くて疲れる、雨の日は気を遣うなどの理由で敬遠される方もいらっしゃると思いますが、MADRAS WALKはそういった心配が不要で悪天候の日でもガンガン使える非常に便利な革靴です!

出典:MADRAS ONLINE SHOP

最後に

いかがでしたでしょうか。

革靴は財布やカバンといった製品よりもさらに機能性、個人へのフィットが求められる製品ですので、海外はの方もぜひ1度日本人のために作られた国産製品も検討してみてください!


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