こんにちは。
今日はコンパクト財布の天敵、小銭をどうすればよいかについて書いていきたいと思います。
銀行での小銭預入時の有料化などで、最近ますますホットなテーマになってきたと感じています。
正直に申し上げますと私も完璧な対応策を持っているわけではないですが、少しでもみなさんのお役に立てれば幸いです。
そもそもなぜ小銭はやっかいなのか
まず、私は普段の支払いはほぼクレジットカードと電子マネーで済ませるので、現金を使うのは現金しか選択肢がないときです。
さらに極力現金を使う機会を減らすようしています。
自販機で飲み物を買う時も電子マネー対応の自販機を探しますし、現金しか使えないお店にはどうしようもない場合を除き立ち寄ることはありません。
たまたま知らずに入ってしまった場合は、うわあ失敗したなあと感じます。
ではなぜ私がここまで現金払いを避けるのかというと、ズバリ小銭を持ちたくないからです!
もちろんポイントが貯まってお得、利用明細が管理しやすいという理由もありますが…。
小銭を使いたくない理由として、大きく次の3つがあります。
小銭は正直邪魔…
お金に対しこんなことを言うのはよくないとは思うのですが、正直に言わせてもらうと小銭ってすごく邪魔ではないですか?
財布に入れるとすごく嵩張りますよね。
紙幣と違い小さい上に動き回る小銭は、財布の中に小銭入れとしてある程度の”空間”を確保しなければなりません。
お札入れのような”面”だけの収納スペースだと入れにくい&出しにくいため、どうしても立体的なスペースが必要になり財布のコンパクトさを阻害します。
それを嫌って小銭入れを別に持つ方もいらっしゃると思いますが、かえって荷物が増えてしまい私は苦手です…。
かと言ってかばんやポケットにそのままぶち込んだ時にはジャラジャラと不快な音をたて、最終的にはどこかになくなってしまうことも…。
そんなわけでなるべく身軽に出かけたい!モノを持つなら最小限に!という私にとって、小銭は天敵なのです。
衛生的にもあまりよろしくない…
新型コロナウイルスの流行に伴いキャッシュレス化が進んだ要因の1つに衛生面があると思います。
2022年6月現在、今でこそそこまで神経質になる方は珍しいかもしれませんが、誰がどのように扱っているかわからない小銭を素手で受け渡すというのは、まだ実態のわからなかった流行間もない頃では確かに抵抗があった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
電子マネーだったらかざすだけですし、今やクレジットカードもセルフの差し込み式が多くなり、互いに接触することなく決済もスピーディに完了します。
これが感染防止に科学的に役立つかはわかりませんが、精神的にストレスを減らせるというだけで大きな意味があるのではと思います。
また新型コロナに関係なく、そもそも小銭って綺麗なものではないですよね…?
私は小さい頃小銭でちゃらちゃらと手遊びする癖があったのですが、親に「お金は汚いからなるべく触らないこと」とよく叱られていました。
今思えば失くしたり誤飲したりといったリスクを考えての発言だったのかもしれませんが(そもそも遊び道具じゃないですね)、このおかけで私の頭の隅にはいまだに小銭は衛生的によくはないという考えがあるのです。
キャッシュレス決済が便利すぎる
これを言ってはおしまいかもしれませんが、単純にキャッシュレス決済の利便性に慣れてしまって現金を使う気が起きない、というのも多いにあると思います。
私は財布には普段カードを5枚ほどと、数千円程度の紙幣を入れています。
この紙幣は何かあったとき(上のような現金払いのみのお店に知らずに入ったとき等)用で、使う機会はほとんどありません。
そして肝心の小銭ですが、持ち歩きません。
そもそも財布に小銭をたくさん入れるスペースがありません。
現金を使ってしまいお釣りが出た時用に一応小銭入れはありますが、あくまで一時的にしまうスペースであり小銭を常時財布に入れておくことはありません。
ちなみにこちらが私の使っている財布の小銭入れです。
マチもなく本当に数枚だけの小銭を入れる構造になっています。
容量や使い勝手は決して良いとは言えませんが、その分非常にコンパクトです。
小銭を使う機会は少ないので、コンパクトさ>使い勝手を優先しています。
お釣りで発生した小銭は家に帰った後、専用の小銭入れに入れて必要な時に持ち出して消費しています。
小銭の使い道
ではその貯まった小銭は一体どうやって消費するのか。
ここでは私が実践している使い方を紹介いたします。
現金しか使えない場面で使う
このご時世にも現金しか使えない場面は結構たくさんあります。
ラーメン屋さんなどの券売機、切手の購入時、コンビニのコピー機など…。
そういった現金しか使えないとあらかじめわかっているときは、事前に小銭を準備して消費しています。
逆に面倒そう…と思われるかもしれませんが上記のシーンもそこまで多くはないため、計画的に実践できれば常に小銭を持ち歩くことに比べ断然ストレスにならないと個人的には感じています。
小銭を電子マネーやチケットに引換できるサービスを使う
世の中には私と同じように小銭を持ち歩きたくないと考える方も多いようで、そんな人に向けた素晴らしいサービスがあります。
”コインスター”というサービスでは手数料がかかりますが、設置されているスーパーで使えるチケットに小銭を交換できます。
残念ながら私の住んでいる場所の近くには取扱店がなく使ったことはないのですが、もし近隣のスーパー(西友の取り扱いが多いようです)に設置されているという方はぜひ試してみてください。
非常に非常に残念なことにサービスを終了してしまったのですが、最近まで”Pocket Change(ポケットチェンジ)”というサービスもありました。
手数料なしで日本円硬貨を電子マネー(SuicaやAmazonギフト)に交換できるという神サービスで、設置個所も多く私も非常にお世話になっていました。
しかし先日の銀行の硬貨預入有料化に伴い小銭を処理したい人が殺到し、硬貨大量投入によるトラブルで一時サービス自体を停止。
その後サービスは再開されましたが、日本円硬貨の取り扱いはなくなってしまいました…。
本来は海外旅行で余った外国硬貨を電子マネーに交換するというサービスで、存在を知らない方も多かったのではないでしょうか。
日本円硬貨はおまけのような扱いだったので仕方がないですが、私のようにひっそりと利用していたユーザーにとっては今回の騒動での取り扱い中止は非常に残念でなりません…。
セルフレジで使う
書いておきながら申し訳ございませんが、こちらの方法はあまりおすすめできません。
最近のスーパーやコンビニはどこもセルフ化を進めており、硬貨が使えるところもあります。
有人レジで大量の小銭で支払うのはやっぱり気が引けるので、こういったセルフレジで消費したいと考える方も多いのではないでそうしょうか。
しかしなぜおすすめしないのかと言うと、Pocket Changeのように機械トラブルを起こしやすいからです。
大量投入による詰まりでメンテナンス費や人件費などがかさみ、ゆくゆくはPocket Changeのように硬貨取り扱い停止になる可能性もあるのではないでしょうか。
手間をかけて対応して得られる売り上げが小銭ばかりだと、お店側としてはそうまでして取り扱いしたくはないですよね…。
実際キャッシュレス決済のみのセルフレジも多いです。
さらにセルフレジで詰まらせると後ろに並んでいる方の”なにやってんだよ”という視線が痛いので、私はセルフレジで使うことはほとんどないです…。
私の会社にはオフィスグリコという無人でお菓子や軽食が購入できるサービスがあり、そこは専用の箱に小銭を入れるだけなのでそちらを積極的に使うことで小銭を消費するようにしています。
最後に
いかがでしたでしょうか。
偉そうに小銭の使い道、と語らせていただきましたが、正直小銭の便利な処理方法の最適解というのは存在しないと思います。
さらに処理する選択肢自体も今後どんどん減っていく一方だと考えられます。
処理に手間のかかる小銭は言い方は悪いですがどこにいっても厄介者扱いされ、まだまだ遠い未来ですがゆくゆくはその役割を終了するのではないでしょうか。
その時が来るまで私たちは処理方法に頭を悩ませながら、なんとか付き合っていくしかないのかもしれませんね…。
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