【革製品】小さい財布を選ぶ際の注意点

雑記

こんにちは!

私は小さくて使いやすい理想の財布が欲しい!と思う余りレザークラフトを始めたのですが、当然その前は市販の財布を使っていました。

キャッシュレス化が進む昨今小さい財布もいろいろな種類のものが販売されていますが、収納力の問題であったり変わった形があったりと、どういった点を気にして選べばいいかわからないという方もいらっしゃると思います。

財布はそう頻繁に買い替えるものでもないですし大抵のものは安くはないので、失敗はなるべく避けたいですよね。

そこで今回は、私が思う「小さい財布を選ぶ際の注意点」をご紹介したいと思います!

小さい財布・コンパクト財布をいろいろと調べて使ってみた経験と、レザークラフトを始めて財布を作る側になった経験を活かしてお役に立つことができれば幸いです。

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小さい財布を選ぶ際の3つの注意点!

さて早速ですが、小さい財布を選ぶ際の注意点は以下の3つです!

  • 収納力とサイズはトレードオフ
  • お札を折って入れるタイプは要注意
  • サイズに最も影響するのは小銭入れ

以下順番に詳しく解説いたします!

収納力とサイズはトレードオフ

まず1番最初に注意点とは少し異なるかもしれませんが、「収納力とサイズはトレードオフ」であるということをご理解いただくのが小さい財布選びで必須だと思います。

この一言に小さい財布のすべてが詰まっているといっても過言ではありません…!

逆に言えばこの1点を理解しているだけで、小さい財布を購入した後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔する可能性はぐんと減少すると思います。

改めて言うとすごく当然なのですが、大きい財布ほどたくさんの紙幣・小銭・カードが収納できます。
小さなサイズは「収納力」というメリットを捨てた代わりに得た武器なのです。

何かを得るにはないかを捨てなければならない的な名言はいろんな漫画やアニメで聞いたことがありますが、財布もまさにそうなのです。

そして小さい財布は収納力のほか、「使い勝手」も大きな財布に比べて物足りないことが多いです。
仕切りやポケットが少ないので、こちらも仕方がない点です。

しかし使い勝手に関しては製品次第でリカバリーが可能、むしろそこが小さい財布の熱いポイントだと思います!
小さいサイズにぎゅっと便利さが詰まっている機能美は素晴らしいものです。

いろんなメーカーさんも工夫して趣向を凝らしていますし、私も当然どうすればもっと使いやすくなるだろうということを最優先で考えて製品設計をしています。

小さいサイズゆえの「収納力」と「使い勝手」は注意が必要な点ではありますが、同時に作り手のアイデアと熱意が詰まっている箇所でもありますので、ぜひ財布選びの際は着目してみてください!

お札を折って入れるタイプは要注意

次はお札に関する箇所についてです。
小さい財布の中にはお札を4つ折りにして収納するタイプがありますが、こちらは注意が必要です。

理由はご想像の通り、お札を折って入れるのは意外と面倒くさいからです…。
1枚1枚4つ折りにするのはなかなかに手間がかかってしまいます。

私もそのタイプの財布を使っていたことがあるのですが、出先でお釣りで複数のお札が返ってきた場合など非常に困りました。
レジでモタモタするわけにもいかず適当に突っ込むとぐしゃぐしゃになりますし、ものによってはそもそも綺麗に折らないと入らないこともあるかと思います。

私は現金を使う機会はあまりないのですが、その少ない機会でさえ上記がストレスになって使うことを止めてしまいました。

人によって合う合わないはもちろんありますが、楽なタイプの財布でないことは確かなので、それを踏まえて検討する必要があると思います。

しかしお札を折らずに入れるタイプでは小ささに限界があるのもまた事実のため、私は折衷案として以下のようにお札を半分に折って使うタイプを使用しています。

1回だけならさほど手間にならないですし、最悪複数枚まとめて折って突っ込むこともできるので、ずぼらな私にはこれくらいが合っていたようでした。

私と同じくお札を折るのを面倒に感じるタイプの方は、折らずに入れるタイプか少なくとも2つ折りで収納するタイプにすることをおすすめいたします!

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サイズに最も影響するのは小銭入れ

最後は小銭入れについてです。

財布のサイズを小さくする上で一番悩むのが小銭入れなのです!
これはある程度の量の小銭を収納して取り出しやすくするには、「立体的な空間」が必要となるからです。

カードやお札は平たいので、収納するのに空間はほとんど必要ありません。
革と革がぴたっと重なっている「仕切り」だけで十分です。

しかし小銭を上記のように革と革がぴったり重なっただけの場所にしまうと小銭の種類がぱっと見てわからないですし、指を入れて引っ張り出すのも難しいです。

そのため多くの小銭入れには種類はあれど以下のような「マチ」という空間を作るためのパーツがあり、それが空間や革の重なりを生み出すことで厚みが出てしまうのです。

また小銭入れには小銭が落ちないよう「フタ」が付いていることも多く、これもまた厚みを生み出す要因となっています。

つまり小銭入れをスマートにするには以下のように「マチ」も「フタ」もなくせばいいのですが、やはり冒頭で述べたように収納力と使い勝手を手放すことになるのは事実です。

小銭はめったに使わないという方にはマチもフタもないタイプがおすすめですが、そうでない方は自分の小銭の使い方をしっかり考えた上で小銭入れの形を選ばないと、「コンパクトさに惹かれて購入したけど小銭入れが使いづらい…」と後悔してしまうかもしれません。

サイズと使い勝手のバランスを決める大きな要因が小銭入れの形ですので、ぜひ財布を見る際は着目してみてください。

最後に

いかがでしたでしょうか。

この記事が小さい財布を使ってみたいという方の一助になりますと幸いです。
財布を選ぶ際に重視するポイントは人それぞれなので、よーく考えて自分に合った理想の財布を出会われることを願っています!

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