こんにちは。
今回は製品紹介第12弾として、コロンとした三つ折り財布をご紹介させていただきます。
以下のサイトで販売していますので、よろしければ覗いてみてください!
三つ折り財布は以前からこちらでもラインナップしているのですが、今回は収納力も重視して新たに製作しました。
かさばりがちなカードと小銭をしっかり収納しつつ、フォルムもコロンとかわいく仕上がりました。
そんな当製品について、以下ご紹介させていただきます!
概要
今回この財布を作ったきっかけは、知人に「もっとかわいいデザインがあればいいのに」と言われたことです。
確かに私の作る財布はサイズや機能性を重視したものが多く、遊び心が少なめだったかもしれません。
もちろん見た目もこだわっていますがどうしても私のシンプル主義な面が濃い目に出てしまっており、かわいらしさや柔らかい雰囲気を求める方にはマッチしづらかったのは事実だと思います…。
そこで今回革財布の中にもかわいさや優しさ、ナチュラルさを感じていただけるように、コロンとした丸いフォルムの財布を作ろう!と決意しました。
しかしそちらに気を取られすぎては、サイズ感や機能性という私が大切にしているものづくりの軸がブレてしまいます。
2つの要素のバランスを取るのはなかなかに大変でしたが(今までで一番試作に時間を要しました…)、おかげで納得のできる仕上がりになりました!
収納力や使い勝手などその他にもこだわりがありますので、次項でご紹介させていただきます!
こだわりポイント
- コロンとしたフォルム
- カードポケットの配置
- カードも小銭もたくさん収納できる!
①コロンとしたフォルム
何度もアピールして申し訳ないのですが、やはり一番こだわったのはフォルム、デザインです!
一枚革でコロンと仕上げており、革製品のかわいい面が出せているのではないでしょうか。
また握りやすいサイズ感なので、性別を問わずご使用いただけるかと思います。
上でも記載させていただきましたがこのサイズ感、フォルムを出すのにはなかなか苦労しました…。
大きすぎず小さすぎないちょうどよいデザインに辿り着くまで何度も型紙を修正しました。
これでいける!と思いいざ本番用に製作しても、いざ出来上がると思っていたものと違うということも複数あり、泣く泣く作り直したことも1度ではありませんでした…。
そんな紆余曲折を経て出来上がった本製品なので、きっと多くの方に魅力が伝わる仕上がりになったと思っています!
②カードポケットの配置
次にカードポケットの配置ですが、実は初期段階ではカードポケットは現在の小銭入れの位置(一番下側)にありました。
当初の構想ではそちらの方が構造的におさまりがよかったためです。
(写真を残しておけばよかったのですが、残念ながらすでに分解してしまいました…)
しかしいざ本番用に製作してみると、予想外な問題が発生しました。
ホックを開けると革の弾力で財布が展開するのですが、カードポケットが一番下にあるとその勢いでカードが飛び出しそうになってしまったのです。
よほど変な財布の持ち方をしていない限り実際にカードが落ちてしまうことはなさそうでしたが、「カードが落ちないように気を付けて開けなければいけない」ということをずっと考えながら使用するのは大きなストレスになると思います。
せっかく購入してくださった方に当然そんな思いをさせるわけにはいきません。
そのため小銭い入れとカード入れの位置を変更しそれぞれ大きさを微調整、それに合わせて全体の大きさやバランスも修正するなど、本当に本製品は型紙作成に苦労しました…。
③カードも小銭もたくさん収納できる!
今まで当ブランドではクレジットカードや電子マネーを支払い手段のメインにされている方向けの製品が多かったため、コンパクトなサイズ感の中でカードの収納力を充実させるようにしてきました。
しかし今回はコロンとしたフォルムを活かし、カードも小銭もたくさん収納できる構造にしました。
お札、小銭、カードをすべて持ち歩けるオールイン財布としては、当ブランド製品の中で最も収納力があり使い勝手もよいものとなったのではと思っています。
またもうひとつ工夫したポイントとしては、小銭入れ部分にもしっかりカードを収納できるようにした点です。
小銭を使う機会が減っているこのご時世、使い方を自由に変えられるようにすることでより便利で使いやすい財布になればよいなと思い設計しました。
サイズ
サイズは閉じた状態で縦:約7.5cm、横:約10cm、厚み:約3.5cmです。
カラー展開
カラーはブラック、チョコ、キャメル、ネイビー、グレージュの5色展開です!
こんな方におすすめ!
かわいらしい、優しい雰囲気の革財布がいいという方におすすめです。
またしっかりと収納力もありますので、コンパクトかつ収納性に優れた財布を探している方にもおすすめです!
最後に
今回は今までとは違ったデザインに挑戦した作品となりました。
今後も当ブランドらしさは失わないようにしつつも、どんどん新しいチャレンジを試みていきたいと思います!
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