こんにちは!
私は趣味兼副業としてレザークラフトで財布などの革製品を作り、それをハンドメイド販売サービスを使って販売しています。
レザークラフトに限らずハンドメイド品を販売したいと考えた場合、まず「minne」と「Creema」が選択肢に上がると思います。
どちらもハンドメイド販売サービスのトップ企業であり、どちらを使っても問題なく販売にチャレンジできます。
そこで気になるのが、「minneとCreemaはどういった違いがあるの?」という点ではないでしょうか。
両社とも出品するだけなら0円(売買成立時に初めて費用が発生する)なのでとりあえず両方登録しておいて損はないのですが、やっぱり両社の特徴を把握した上で自分がより注力すべき方を意識したいですよね。
そこで今回は、両社を使って販売をしている私が思う「感覚的な違い」をご紹介したいと思います!
ユーザー数や手数料など数値でわかる違いももちろん大事なのですが、そちらは公式HPや他の方もたくさん記事にされていると思うので、今回のメインは私が実際に使用する中で感じた「感覚的な違い」としたいと思います。
個人的な考えや主観のためあくまで参考程度ですが、少しでもどちらに登録したいいんだろうと悩んでいる方のお役に立てますと幸いです。
それでは早速いってみましょう!
minne&Creemaの基本情報
初めてminneやCreemaを聞いたという方のために、まずは両社の基本情報を簡単にまとめました。
minne(ミンネ) | Creema(クリーマ) | |
事業運営者 | GMOペパボ株式会社 | 株式会社クリーマ |
初期費用/月額費用 | 0円 | 0円 |
販売手数料 | 注文総額(送料含む)の10.56%(税込):参照 | ・商品金額(送料含まず)に対して11%(税込) ・フードの場合注文総額(送料含む)の15.4%(税込):参照 |
アプリDL数 | 1411万DL:参照 | 1300万DL:参照 |
両社とも販売にかかる手数料にさほど違いはありません。
minneは送料に対しても手数料がかかるため、サイズの大きなものだとCreemaの方がお得な可能性が高いです。
逆に食品類はCreemaは手数料が高いので、minneの方がお得になることが多そうです。
どちらも一長一短といったところですね!
アプリDL数はminneの方が100万DLほど多く、大差はありませんがユーザー数はminneに軍配が上がりそうです(出品数やクリエイター数などもあるため一概なユーザー数の比較は難しいかもしれませんが)。
また知名度で言えば恐らくminneの方が有名かなと思いますが、上記の通り両社に大きな差はなくminneとCreemaがハンドメイド会の2大巨頭と言えることは間違いないと思います。
そこで次に気になるのはやはりどちらを選ぶべきか?他に違いはあるのか?という点だと思いますので、私の主観たっぷりでご紹介させていただきます!
minne、Creemaの感覚的な違い5選!
Creemaの方がプロが多い?
あくまで私の主観ですが、minneよりCreemaの方がプロが多いと感じます。
minneはCreemaと比べると知名度やユーザー数が多いためか、本当にいろんな方が利用されているなあという印象です。
趣味の延長上でやられている手作り感溢れる商品から、事業としてやられているようなクオリティ・撮影環境を持っている方など様々です。
一方Creemaももちろん趣味でやられている方もいらっしゃいますが、例えば「○○ショップ Creema店」という風に完全にプロがビジネスの一環として活動されているようなお店が多いなと思います。
あくまで私の感想であり正式なプロ/アマの線引やカウントなどないのですが、Creemaの方が「ガチ勢」が多いかな?という印象です。
ただ私自身プロではありません(もちろん自分ができる最大限の製品作りはしています!)が、販売数はCreemaの方が多いです。
この後紹介する他の要素も大いに関係してきますので、「Creemaはプロが多いからやめておこう」と考えるのはもったいないです!
minneは若者向け、Creemaは大人向け?
こちらは他のサイトでも紹介されているかもしれませんが、比較的minneは若者向け、Creemaは大人向けの商品が売れる傾向にあると思います。
具体的な違いと言えば、例えばカラーです。
minneは明るいポップな色使いやカラーリングが多い印象で、対してCreemaはブラウンやブラックなど落ち着いたシンプルなイメージの商品が多いかなと感じます。
私の商品は全体的に落ち着いたカラーの商品が多いので実績上あまり差は感じていないのですが、参考に他のクリエイターさんの商品を拝見しているとそんなイメージを抱くことが多いです。
参考までに以下執筆時点(2023/2/24)の人気ランキングなのですが、やっぱりminneはかわいい系、Creemaは大人っぽい系が多いのではないでしょうか。
<minne>
<Creema>
minneは低価格帯、Creemaは高価格帯?
前述の通りminneは若者向けの商品が多いためか、低価格帯商品が人気な傾向にあると思います。
正確なデータはありませんが前述の通りminneは若年層(20歳前後?)が多いと考えられ、学生なども多く予算も限られているということが影響しているのかもしれません。
一方Creemaはminneと比較して購買層の年齢が少し上がり(20~40代)、それに伴い予算も上がり高価格帯の商品も売れやすい傾向にあると思います。
上のランキング画像でもminneはアクセサリーや小物といった比較的お手頃なジャンルが多く、Creemaは衣類やカバンなど単価が大きそうなものが多いのではないでしょうか。
私が販売しているのは革製品であるため単価もそれなりとなってしまうのですが、Creemaの方が実績が多いのはこの要素が関係しているのではないかと考えています。
閲覧数はminneの方が多い?
両社とも細かい分析まではできないでですが、閲覧数を確認することができます。
そしてそれを比較すると、私の場合閲覧数自体はminneの方が高い傾向にあります。
また同じく両社には「お気に入り」に登録する機能があるのですが、私の場合現時点でこちらもminneの方が多いです。
しかし購入実績自体はCreemaの方が多いという逆転現象が起きています…。
完全に個人の想像ですが、minneは気軽に「何かいいものないかな~」と街ブラ感覚でショッピングを楽しんでいる方が多いのかなと考えています。
その道中でなんとなく気になるものを見つけたからひとまずお気に入りにに入れておこう、という方が多いのではないかと…。
一方Creemaは、お気に入りされることもなくいきなり購入いただくというケースが結構多いです。
これはminneとは逆で「○○が欲しい!」という明確な目的を持って商品探しをする方が多いのが理由ではないかなと考えています。
あくまで私の場合はですが…!
Creemaの方が距離がお客様との距離が近い?
こちらも完全に主観なのですが、Creemaの方が距離がお客様との距離が近いと感じます。
具体的にはお取引時のメッセージのやり取りや商品に関する質問が多い傾向にあります。
購入のお礼や商品発送時のメッセージにご返信いただいたり、購入前に「ここを変更することは可能でしょうか?」といったご相談をいただいたりといったことが多い印象で、ハンドメイド特有の「個人でのやり取り感」がCreemaの方が感じやすい印象です。
以下は実際に、財布のボタンをなしで製作してほしいとご相談いただいた際の返信メッセージです。
お客様のメッセージを載せるわけにはいかないので私の返信部分のみを掲載しておりますが、こんな風にお客様と直接コミュニケーションを取ることがあります。
もちろん返信やメッセージは任意であり商品や対応に違いが出ることはありませんが、やり取りを含めてハンドメイド販売を楽しみたいという方は、Creemaの方が醍醐味を感じられるかもしれません。
minneが向いている人、Creemaが向いている人
ここまでいろいろと書かせていただきましたが、正直この場合はminne!この場合はCreema!といった風に明確に住み分けることは難しく、また住み分けるメリットもないと思います。
ショップ登録・出品の手間は増えてしまいますが、やっぱりまずはどちらも登録して使ってみることをおすすめいたします。
実際に使っていく中で私のように傾向や違いが見えてくると思いますので、そこから先の戦略をどうするかはあなた次第です!
しかしせっかくここまで書かせていただだいたので最後に強いて言うならこんな方にはこちらがおすすめ、という風にまとめさせていただきました。
あくまで個人的な見解ですが、少しでも参考になりましたら幸いです!
<minneがおすすめな方>
- 商品単価が低めな方
- 若者向けの商品が多い方
- 閲覧数・お気に入り数などを伸ばしたい方
<Creemaがおすすめな方>
- 商品単価が高めな方
- 大人向けの商品が多い方
- メッセージなどのやり取りを楽しみたい方
最後に
今回は個人的に感じるminneとCreemaの感覚的な違いをご紹介させていただきました。
こういったデータなどで目に見えるわけではなく実際に使ってみないとわからない要素について、これからも体験談を踏まえどんどんご紹介させていただきたいと思います!
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